computational chemistry のこと

computational chemistry のことで わかったことを載せます

進化は長期間かけて徐々に起きるのか、急速に断続的に起きるのか?

雑誌Science からです。

進化は長期間かけて徐々に起きるのか、急速に断続的に起きるのか?

Large Punctuational Contribution of Speciation to Evolutionary Divergence at the Molecular Level

Science 2006, 314, p. 119-121.

進化が急速に断続的に起きるというアイデアは異論が多い。

最近、進化が徐々に進行したのか、急激に起きたのかを分子系統樹上で検出することが可能となった

Pagelたち(p. 119)は、広範囲の生物種に渡って、種分化を伴う短期間の急激な進化 が、今までに報告された遺伝子配列のヌクレオチド置換の 約20% を占めることを示した。

そして、残りは もっとゆっくりした進化に起因していることを示した。

動物と比べて、この短期間で急速な進化は植物や真菌においてより一般的。
それは多分、倍数性やハイブリダイゼーションの割合が多いことが原因しているのであろう。

膨大数ある既存データを どのように解析・解釈して 今まで知り得なかったことに 辿り着くか? という発想の研究ですね。

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新薬開発ソフト:データアップロードのシステムを作りたいです

昨日まで、論文を書いてました。現在、指導教官に 見てもらっています。

ところで、新薬開発ソフトについて ほとんど なにも 進展していません。申し訳ないです。

もちろん 頭の片隅に いつも置いてあります。

設計した薬の薬理効果をシミュレートするための 化学計算 以外は、すぐにできます。

みなさんが設計した薬を、私の大学にある計算ソフトで 計算すればいいです。

そのためには、皆さんが設計した薬データを 効率良く 受け渡し する必要があります

ホームページ上で、データをアップロードする形式にしたいです。
ユーザー登録したプレーヤーが、パスワードでlog inして、アップロードする。

どういうやって そういうシステムを作るのでしょうか?
調べてみます。

みなさん アドバイスください♪

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チェス名人に隠された 才能 の秘密

日経サイエンス 11.2006の記事です。

チェス名人に隠された 才能 の秘密

結論からいうと、
成功の鍵は、才能よりもトレーニング だそうです。

記事で言っていることを 自分なりにまとめます。

・名人は厳しい訓練を何年も続けている。自分の能力を少し超えたチャレンジに 継続的にトライしている。スポーツも同様。
試合やコンテストに参加すること、勝つこと をモチベーションにしている。

・訓練の達人は、上達し難くなることが少ない。惰性的じゃない。自分が達成したことに、「よし OK」と判断して、フタをすることがない。
自分で自分を調べて、批判する。それを克服するために トライする。

・近年、チェスの天才児が多数いる。コンピューターでトレーニングしているから。適切なトレーニングを受ければ、短期間でマスターできる。

・圧倒的多数の心理学者は、達人は 作られるものであっって、生まれつきではないことを 示している。


日経サイエンスの広報じゃないですが、私は、この雑誌の定期購読をお勧めします。かなり 面白いです。お菓子食べながら 読んでみてください。

学割1年間12冊で、9960円です。

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コレステロールを下げる物質「スタチン」 青カビから単離

NHK サイエンスZEROからです。
http://www.nhk.or.jp/zero/dsp123.html

かびから発見 驚異の新薬

青カビ から コレステロールを下げる物質 スタチン を最初に発見した東京農工大学名誉教授の遠藤章さんだ。

スタチンからつくられた薬は現在世界中で使われ、脳卒中や心臓病の治療・予防に役立てられている。

遠藤さんがカビからスタチンを発見したのは今からおよそ30年前。

留学先のアメリカで、高コレステロールによる動脈硬化が社会的な問題となっていたのを知ったのがきっかけだった。

ミクロの世界で微生物と熾烈な生存競争を繰り広げるカビが、微生物の体を作るのに必要なコレステロールの形成を阻害する物質をつくっているに違いないと感じた遠藤さんは、6000種類のカビを調べついにスタチンを発見した

最近の研究で、スタチンはコレステロールを下げるだけでなく、血管の炎症を抑える働きがあることも明らかになってきた。
この働きを利用することで、アルツハイマー病などの治療にも役立てられるのではないかと期待されている。

世界中で3000万人以上が使っている。

遠藤先生が 発見したのは、 コンパクチンで、それ自体は薬にならなかったそうです。そして、コンパクチン同属体であるスタチンが開発されます。

スタチン開発の危機が 何度かあったようです。とても面白い読み物です。この記事では、コンパクチンの化学構造も紹介されています。

http://www.jhf.or.jp/shinzo/mth/images/History-37-8.pdf

6000種も調べたこと自体が まず 凄いです。尊敬します。
薬を 実用化させたことも すごいです。

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