computational chemistry のこと

computational chemistry のことで わかったことを載せます

透明マント実現できる

asahi.comです。 19/10/2006
http://www.asahi.com/science/news/TKY200610190423.html

透明マント実現できる? 「見えなくする」理論確認

かぶれば姿が見えなくなる「透明マント」実現の第一歩?

米デューク大など英米の研究グループが、特殊な微細構造の金属素材で物体を囲うことにより、

物体に当てた電磁波を反射させずに裏側へ迂回(うかい)させる実験に成功した

ものが見えるのは、電磁波の一種である光が当たって反射し、目がその反射光をとらえるからだ。

この反射がなければ何もないように見えるはず、という発想を確かめる試みだった。

19日発行の米科学誌サイエンスに論文を発表する。

実験の基となった発想は、欧米の別の研究グループが今年5月、「理論的には物体を見えなくする素材は作れる」と同誌に発表した。

物体から反射光が返らないと、目が物体の存在を認識できず、あたかも物体が透明になったようにみえる、との理屈だ。

今回のグループは、物体に当てた電磁波をねじまげて反射させずに、裏側へ迂回させるような特殊な構造の素材を考案。

その素材で囲んだ直径約10センチの銅製の円筒に電磁波を当て、反射を大幅に抑えるのに成功した。

完全に見えなくするためには、反射する光のすべての波長を迂回させる必要があるため、今回の実験成果のままでは「透明マント」の実現は遠い。

ただし、レーダーを無力化する技術に応用するため、米軍が研究しているとも言われている。

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リウマチの原因

asahi.comです 27/10/2006
http://www.asahi.com/science/news/TKY200610260257.html

リウマチの原因はDNAの「ごみ」? 阪大教授ら発表

関節リウマチは、自死した細胞などの不要なDNAが引き金になって起こる

ことが、大阪大生命機能研究科の長田重一教授(遺伝学)らによるマウスの実験で確認された。

これまで原因不明とされてきた関節リウマチの新しい治療薬の開発につながる可能性がある。

26日発行の英科学誌ネイチャーに発表した。

関節リウマチは手足の指やひざなどの関節がこわばり、痛み、変形する炎症反応で、国内の患者数は約60万人といわれている。

不要になった体の細胞が自発的に死んだときや、赤血球ができるとき、DNAの「ごみ」が出る

これらは最終的に、白血球に含まれる酵素で分解される。

今回、生まれた直後からこの酵素を働かなくし、「ごみ処理」ができないマウスをつくることに成功した。

その結果、マウスが生殖可能になる2カ月目ごろから指先に異常が表れ、8カ月目ごろには数十匹のマウスのほとんどが、手や足首、ひじ、ひざに関節炎を起こした。

患部を調べると、人の関節リウマチにそっくりだった。

人の関節リウマチでは、炎症にかかわる情報伝達物質がたくさん分泌される。

長田教授は、処理できないDNAをためこんだ白血球がこれらの物質を作り、リウマチを起こすとみている。

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がん細胞だけを破壊する新治療法 韓国

韓国ニュースです 18/10/2006
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061018-00000024-yonh-kr

がん細胞だけを破壊する新治療法、韓国で開発

国内研究チームが、

ウイルス操作によるがん治療法

を開発した。
産業資源部が18日に明らかにしたところによると、延世大学医科大学のキム・ジュハン、ユン・チェオク教授チームは、同部が1999年から10年間の計画で支援する難病遺伝子治療剤開発課題を通じ、開発に成功した。

研究結果は、米がん研究専門誌「JNCI」に18日付けで掲載される。

研究チームは、アデノウイルスにリラキシンというホルモン遺伝子を注入して新たなウイルス(腫瘍選択的なアデノウイルス)を開発した。

これをがん細胞の奥まで投入すれば、ウイルスががん細胞内で1万倍以上増殖しがん細胞を破壊する。

破壊されたがん細胞から出たウイルスは、周りのがん細胞に浸透し増殖を続けるため治療効果が高まる。

腫瘍(しゅよう)選択的なアデノウイルスは、がん細胞で活発に働いている酵素テロメラーゼを攻撃するため、正常な組織の細胞には何ら影響を及ぼさない

従来のウイルスがん治療法は、一部のがん細胞のみで働きがん細胞全体を破壊できず、生き残ったがん細胞が急速に増殖する副作用もあった。

研究チームが腫瘍選択的なアデノウイルスを脳腫瘍や肝臓がん、子宮ガン、肺がん、頭頸部がんにかかったマウスの腫瘍に3回注射したところ、

60日後にはいずれも90%以上のがん細胞が破壊された

従来の抗がん剤の副作用はほとんどみられず、注入されたウイルスも20日で自然消滅し安全性が確認された

研究チームは来年初め、頭頸部がんに対し臨床試験を行う計画だ。

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イネ科植物 アルカリ性土壌でも育つ遺伝子特定

毎日新聞です 21/10/2006
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061024-00000101-mai-soci

<イネ科植物>アルカリ性土壌でも育つ遺伝子特定 東大

イネやオオムギ、トウモロコシなどイネ科の植物が、成長に不可欠な鉄分を土壌から吸収する際に分泌する ムギネ酸 の合成にかかわる遺伝子を、
東京大大学院農学生命科学研究科の西澤直子教授(植物栄養学)らが特定した。

イネはこの遺伝子の働きが弱いため、アルカリ性土壌では生育が悪いが、
働きが強いオオムギの遺伝子を組み込むことで、大幅な収量増が期待できるという。

27日付の米生化学会誌に掲載される。

アルカリ性土壌は国内には少ないが、世界的に見れば中東や豪州、地中海沿岸などに多く、全陸地の25〜30%を占めるという

西澤教授は

「世界人口の半数が主食としている米の増産は重要だ。砂漠化防止やバイオマスエネルギーとしても役立つ」

と話している。

鉄分 は葉緑素を作るのに必要で、不足すると光合成が不十分になる。
土壌中には豊富でも、アルカリ性ではほとんど水に溶けないため、植物に吸収されにくい

イネ、ムギ、トウモロコシなどのイネ科植物は根からムギネ酸という物質を分泌、鉄分を水に溶けやすい形にして体内に取り込む

ムギネ酸は、メチオニンという物質から4段階の化学反応を経て作られる

4段階目の化学反応を促進する酵素を作る遺伝子だけ分かっていなかったが、

同研究科のパキスタン人留学生、バシル・クーラムさんが中心となって特定に成功した。

3段階目で働くオオムギの遺伝子をイネに導入し、石灰質のアルカリ性土壌で栽培したところ、収量は同じ条件で栽培した普通のイネの4倍だった=1面NEWSLINEに写真。

西澤教授は

「今回見つかった遺伝子を一緒に導入すれば、収量はさらに上がるだろう」

と予測する。

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がん細胞が自身の自殺(アポトーソス)を防ぐ仕組み

山形新聞です 25/10/2006
http://yamagata-np.jp/kiji/200610/25/news06414.html

がん細胞の死滅防ぐ仕組み解明・山大医学部センター

がん細胞が、酸素を使わない独特のエネルギー代謝を行うことによって自発的な細胞死(アポトーシス)を防いでいる

ことを山形大医学部がんセンターの北中千史教授=腫瘍(しゅよう)医科学=の研究チームが解明した。

北中教授が24日、発表した。

がん細胞がなぜ独特のエネルギー代謝を行うのかは、これまで謎とされていた。

代謝状態を変えて細胞死に導くことで、難治がんも治せる可能性があり、今後、臨床への応用に向け、研究を進める。

がん細胞は、酸素が十分にある状態でも、酸素を使わず、大量に糖を消費する非効率的な代謝方法で、増殖などに必要なエネルギーを確保していることは分かっていた。

細胞死は、正常な細胞ががんなどのように有害な状態に変質すると、細胞が自らを死滅させる仕組み。

細胞内のBax(バックス)とBak(バック)という分子の働きがスイッチとなる。

北中教授は、この分子に着目。マウスのがん細胞を使い、酸素を使う代謝と、使わない代謝の状態を人工的につくり、分子の活性化状態を比較した。

エネルギー代謝に酸素を利用した場合、正常な細胞ががん化しようとすると、

この分子がミトコンドリアに穴を開け、内包される毒をまき散らすことで細胞死が起きる

が、

酸素を利用しない状態では、分子が反応せず、細胞死が起きない

ことが分かった。

がん細胞は、増殖に大量のエネルギーを必要とするが、効率は悪くとも安全なエネルギー代謝の方法をあえて選ぶように遺伝子を変化させ、細胞死を回避している という。

今月18日発行の世界的ながん専門誌に発表した。

北中教授は

「酸素を使うエネルギー代謝に変えることで、がん細胞の細胞死を導けば、難治がんの治療法として期待できる。代謝の変更方法として、3種類の薬剤の組み合わせを検討している」

としている。

臨床応用が課題に
【解説】がん細胞が、いかにして細胞死(アポトーシス)を回避し、増殖のエネルギーを得ていくか−。
このメカニズムを解明した北中千史山形大教授の研究は、難治がんの治癒に可能性を広げる発見と言える。
今後の研究課題は、エネルギー代謝の変換方法の確立へと移行し、臨床での応用を目指す。

がん細胞が酸素を使わないエネルギー代謝を行う性質を持つことは、1931年にノーベル賞を受賞したオットー・ワールブルグ氏が発見した

がん検診に用いるPET検査の原理 に応用されている。

北中教授の研究は、この「ワールブルグ効果」が残した謎に、約80年目にして答えるものとなった

外科手術や放射線治療、化学療法と組み合わせることで、治りにくかった脳腫瘍(しゅよう)や膵臓(すいぞう)がんなどの克服にも効果が期待される。

また、エネルギー代謝の変換自体が
「手術いらずの治療法ともなり得る」(嘉山孝正医学部長)という。
大きな可能性を示したこの研究の臨床への応用を、早期に実現することが次のテーマとなる。

すごい!!!

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動脈硬化の危険因子 歯周病菌酵素

西日本新聞です 25/10/2006
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061025-00000039-nnp-kyu

「動脈硬化の危険因子」解明 歯周病菌酵素が作用 九大グループ 「治療、予防に光」

九州大学大学院歯学研究院の山本健二教授(口腔(こうくう)常態制御学)の研究グループは25日、

歯周病の原因菌が動脈硬化を引き起こす仕組みを突き止めた

ことを明らかにした。

歯周病は成人の約8割にみられる生活習慣病。

動脈硬化は複数の要因が絡むが、歯周病が動脈硬化の症状を助長することは近年、疫学的に指摘されていた。

山本教授によると、その具体的メカニズムを解明したのは世界で初めてという。同教授は

「将来的には歯周病患者の動脈硬化予防や治療に新たな道を開くことが期待できる」

と話している。

動脈硬化の代表的な症例に、血管の内膜が肥大し、血液の通り道を狭めるものがある。

異物を除去する細胞「マクロファージ」が、変成した「LDLコレステロール」を次々に取り込み蓄積するのが大きな原因だ。

研究グループは、歯周病菌がつくる2つのタンパク質分解酵素に注目。
高脂肪食を与えたマウスに主要な歯周病菌「ジンジバリス菌」を感染させ、各酵素の働きを抑制しながら動脈硬化の発症具合を調べた。

このうち「Rgp」という酵素を抑制した場合、動脈硬化の進み方は菌に感染していない場合とほぼ同じだった。

この酵素はLDLコレステロール表面のタンパク質を分解して変成させることで、マクロファージが取り込みやすくしていたことも分かった。

このことから、研究グループは、この酵素が動脈硬化発症に深く関与していると結論づけた。

これらの研究成果は近く生化学誌「ジャーナル・オブ・バイオケミストリー」で発表する。

 ●治療の重要性明確に
 ▼長崎大学大学院医歯薬学総合研究科・中山浩次教授(口腔病原微生物学)の話 酵素の阻害剤を応用した治療薬の開発などが期待できる点で、解明の意義は大きい。歯周病が動脈硬化の危険因子になることを証明したことで、歯周病治療の重要性がさらに明確になったともいえる。

 ●ワードBOX=LDLコレステロール
 コレステロールは人体に必須の脂質の一種だが、そのままでは血中に溶けないため、タンパク質と結合して体内各所に運ばれる。その結合の仕方によって「LDL」、「HDL」などと分類される。このうち「LDLコレステロール」はストレスなどの要因で変成しやすい。変成したLDLコレステロールは動脈硬化を促すため、一般に「悪玉コレステロール」と呼ばれる。
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