computational chemistry のこと

computational chemistry のことで わかったことを載せます

恒温植物の存在を知っていますか?

日本農芸化学会誌 April 2006 pp225-232 からです。

ザゼンソウの発熱制御システム

日本の寒冷地に自生する サトイモ科植物の ザゼンソウ は、体温調節を自分でしています

自ら発熱して、氷点下にもなる外気の温度変化を 苦にせずに、肉穂花序 という器官の温度を 常に20℃程度に保ちます

明らかに、恒温植物です。

中学・高校の教科書に載るのは いつでしょうか(笑)?


1970年代に 発見報告されたそうです。

しかし、詳細な解析が難しいらしく、放置されてきたそうです。

この度、岩手大農学部 伊藤先生らの研究成果を中心に、最近の進展がレビューされています。

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狂牛病  肉骨粉=肥料→農耕地(土壌汚染)、牧草・干草のダニ→撲滅困難

日本農芸化学会誌 化学と生物 Auguest 2006 pp512-514
からです。

異常プリオンの環境中での動態

狂牛病(牛海綿状脳症)BSEが、以前話題になりました。
ヒトにも感染します。ヒトの場合は ヤコブ病 といいます。
NEWSで報道されていませんが、撲滅はしてないです。

病気の原因は、異常プリオン というタンパク質です。
これを摂取すると、胃や腸で分解されずに、血中に入ります。
そして、脳にいくと、元々持っていた正常プリオンと結合します。
すると、正常だったプリオンが異常になります

その異常プリオンは、他の正常プリオンに また結合します。
この繰り返しです。

なので、病気にならないためには、異常プリオンを摂取しなければいいです。

BSEが 流行った原因に、 肉骨粉 があります。BSEの牛の脳も 肉骨粉 にされて、他の牛の飼料になりました。
それを食べた牛は、BSEに感染します。

なので、肉骨粉を家畜の餌にしなければいいです

牧草地とかの肥料にすればいい。

はたして それで本当にいいのでしょうか?

結論から言うと、BSEの撲滅には 繋がりません

異常プリオンは、土壌中でも 分解されづらいそうです。

実際に、土壌から 異常プリオンが検出されています

アイスランドでは、スクレイピー(羊のBSE)が発生した牧草地に、3年後 健全な羊を放牧したところ、スクレイピーが再発しています

牧草・干草には、ダニが多くいます。
そのダニからも、異常プリオンが検出されています

そのダニを使って、ネズミにスクレイピーを感染させることができます。

スクレイピー羊の胎盤には、異常プリオンがあります。
牧草地で出産すれば、土壌や牧草に 異常プリオンが つきます。
ダニもいます。

BSEの撲滅は、難しいです。

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