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アトピー性皮膚炎の新薬タクロリムス=移植免疫抑制剤

アトピー性皮膚炎の新薬タクロリムス軟膏剤・移植免疫抑制剤
http://www.caloricdiet.com/special/articles/tacrolimus.html

タクロリムス軟膏剤は、アトピー性皮膚炎の治療に、ステロイドなどの副作用もなく大変有効な薬であるそうです。

タクロリムス (Tacrolimus)は、臓器移植の際に拒否反応を防ぐ免疫抑制剤としてステロイドなどとともに使用されていました(アメリカFDAの正式認可は1994年)。

この新しい薬を、アトピー性皮膚炎の治療に使えないか と、世界各国の皮膚科の先生が臨床試験しました。

この薬は、日本の藤沢薬品工業のアメリカ法人が開発したそうです。

日本皮膚科学会から タクロリムス軟膏剤 の説明
http://www.dermatol.or.jp/member/oshirase_031024.html

タクロリムス軟膏(商品名:プロトピック軟膏,藤沢薬品工業(株))は,1999年11月より,日本で世界に先駆けて大人(16歳以上)のアトピー性皮膚炎治療薬として使用されるようになりました。

約4年を経て,世界数十カ国でアトピー性皮膚炎の治療に大変役立つお薬として,広く使用されるに至っています。

また,2003年12月よりは,小児(2〜15歳)のアトピー性皮膚炎の患者さんにも濃度を薄くした小児用のものが使用されるようになりました。

しかし,今回小児用のお薬の使用に際しては,メディア報道を含むいろいろな情報が飛び交い,患者さんの間で一部に混乱が生じているようですので,当学会の考え方について,以下にご説明します。

★はじめに
今回小児用のタクロリムス軟膏の発売に際して,厚生労働省から使用する医師に対して,以下のことを患者さん及び保護者の方にご説明して納得していただいたうえで使用することが義務づけられました.

1.マウス(実験用のネズミ)にこのお薬を長期間塗り続けるという実験で,高い血液中の濃度が長期に続いたことより,リンパ腫という癌の増加がみられたこと.
2.この薬との関連ははっきりしていないものの,外国において,この薬を使用中にリンパ腫と皮膚癌がみられたことが報告されていること.

1については,アトピー性皮膚炎の患者さんが 決められたルールにしたがって使用していれば,「高い血液中での濃度が長期に続く可能性」は極めて低いことがこれまでのデータから明らかにされています.

2については,日本では,この薬を使用した患者さんでのリンパ腫,皮膚癌の発生は,これまでにみられていません(2003年9月現在)。
海外では,この薬の使用との関連が完全に否定されないと判断された例が,リンパ腫,皮膚癌ともに3例づつ報告されています。

逆に,この薬との関連が強く疑われた癌の発生は,今のところ1例もありません(2003年9月現在)。

この薬は世界中で既に少なくとも数十万人の患者さんに使用されていることより,それぞれの3例の発生は,自然にこれらの癌が発症する確率を超えるものではないと考えられます。

なるほど。いい薬です♪
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2007-06-02 Sat 04:58 しおりの記録
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