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細胞内タンパク質が感染ウイルスを見分けている

JSTのプレスリリースからです。
http://www.jst.go.jp/pr/info/info279/index.html

細胞内タンパク質がインフルエンザなど感染ウイルスを見分けていることを発見

細胞質に存在するタンパク質群 RIG-I と MDA5 が、
異なったウイルスの侵入を感知するセンサーとして機能することを明らかにした。

様々な病気を引き起こすウイルスは、遺伝情報であるゲノム核酸が他生物の宿主細胞に入り込み、増殖する。

ウイルスが宿主に感染すると、まず自然免疫系が活性化され、感染初期の防御反応を担う。

自然免疫を担う受容体は、病原体に特異的に存在する構成成分を認識し、免疫担当細胞を活性化さる。

活性化した細胞はインターフェロンを分泌し、宿主の免疫応答を強化する。

自然免疫系は受容体であるToll-like receptor (TLR)を用いて、ウイルスに特異的な構造である二本鎖RNA、などを認識する。

しかしながら、
細胞質内に侵入してしまったウイルスは、TLRにより認識されない。

京都大学の藤田教授らと我々のグループは、共同で、

細胞質内に存在するタンパク質群、RIG-IおよびMDA5が、二本鎖RNAと結合し、インターフェロン分泌を促すことを明らかした。

一方で、ウイルス認識におけるRIG-I、MDA5の生体内における役割の違いは不明だった。

JSTの研究チームは、RIG-I、MDA5が それぞれ種類の異なったウイルス感染の認識に重要な役割を果たしていること、
またRIG-I, MDA5が構造の異なった二本鎖RNAを認識していることを明らかにした。

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