computational chemistry のこと

computational chemistry のことで わかったことを載せます

化学に出てくる イオン 実は難解  

イオン を化学で習います。

水溶液のpH を、リトマス試験紙で計ったことがある人は、多いと思います。
pHを計るだけでは 無意味です。

そのpH値だったら 何がどうなんだ?

という思考が大切です。 

pHを計るための pHメーター という機械があります。
(ガラス電極のやつ)
http://www.kiriya-chem.co.jp/q&a/q19.html

pHメーターの原理↓

ガラスの薄膜の内・外側にpHの異なる溶液があると、薄膜部分に、pHの差に比例した起電力が生じます。
この薄膜を電極膜といいます。 普通、溶液が30℃の場合、2つの溶液のpHの差が1違えば、約60mVの 起電力が生じます。
通常、ガラス電極の内部液にはpH7の液を用いますので、電極膜に生じた起電力を測定すれば、被検液、つまりpHを求めたい溶液のpH値がわかるわけです。

この現象を、分子論、量子化学 で説明することは 立派な研究テーマです。

なぜ、ガラス薄膜部分に、pHの差に比例した起電力が生じるのか?

この現象が 理解できれば、その現象を応用した 新しい物 が作れます。原理さえ解れば、いいアイデアが沸いてきます。
物理化学現象を理解することの意義は ここにあります。


イオンは、生体内反応で 重要です。

pHが変わると、タンパク質の構造や反応性は 大きく変化します。

pHを、多数の 水分子 で表現することは、とても難しいです。
ですので、

「 pHが変わると、タンパク質の構造や反応性は変化します 」

という生化学の常識は、物理化学的には 興味が沸くテーマです。


小学校で習う 塩が水に溶ける様子 を、分子論で理解するには、スーパーコンピューターによる演算が必要です。

イオンや水 は、今でも立派な研究テーマです。現在進行形の分野です。

なぜ イオンの話を書いたかというと、雑誌ニュートン の イオン特集記事 が面白かったからです。


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